Synfig チュートリアルを参考に(おおいに簡約し)説明を行ってゆきます。さあ、今回もフラワーアニメーション(和訳synfig-チュートリアルーフラワーアニメーションその3の続き)です。
google_ad_client = “pub-9752043470362559”; /* 336x280, 作成済み 08/07/21( */ google_ad_slot = “5621791976”; google_ad_width = 336; google_ad_height = 280; //–> 花弁を隠す ノート
このパートはもっと簡単にできないものかと検討している。その為、この章を突然更新するかもしれない
では最初から最大サイズで登場している花弁を「4s」経過後に現れ、「5s」の時点で最大サイズになるように変更しましょう。
まずワークスペース右下部の緑の点をクリックし「アニメートエディットモード」に切り替えます。
「アニメートエディットモード」
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
次にタイムライン上で「5s」をクリックし、オレンジのインジケータが移動したのを確認します。
「5s」への移動[クリックするとこのウィンドウで拡大]
そしてキーフレームパネル上で、「+」をクリックし、新しいキーを追加します。フラワーは「5s」~「6s」の間が動かないことを確認する為(ジャンプ用)に リンクを作成しておきます。
キーの追加[クリックするとこのウィンドウで拡大]
次に「4s」をクリックし、レイヤパネル上で花弁レイヤを選択して下さい。「Ctrl」クリックを使ってください)。
花弁レイヤの選択
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
それから「Ctrl+A」を使って花弁の頂点全てを選択します。
頂点の選択[クリックするとこのウィンドウで拡大]
次に「Scale Tool」を用いて花弁を小さくした後移動し、つぼみが現れた時にその後ろに隠れるようにして下さい。
花弁の調整(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
花弁の調整(その 2)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
今度は「4s」~「5s」の間で、花弁が突然現れ、咲くようにします。現状では最初から「4s」までずっと表示された状態です。「0s」から「4s」までの間、この部 分を次に示すように変更する必要があります。 (1) 花弁を小さくし、隠れているようにサイズを変更する (2) 花弁を見えなくする 今回は、(2)の解決策を使 います。作業を簡単にするにはまず花弁レイヤを「Encapsulate」してインラインキャンバスにする必要があります。(「*Encapsulate *」は Windows で言うフォルダと似ています) それにはまずレイヤパネル上で花弁レイヤ全てを右クリックし、「Encapsulate」を選択しま す。ちなみにレイヤは分かりやすいようにリネームすることが可能です。
「Encapsulate」[クリックするとこのウィンドウで拡大]
次にレイヤパネル内「inline canvas」の花弁を選択し、パラムズタブから最初のキーフレームにジャンプします。そこで「Amount」の値を「0」(非表示)に設定します。
「0s」への移動[クリックするとこのウィンドウで拡大]
これで花弁はこのキーフレームの時点で見ることができなくなります。また 、2つの「Waypoint」が「Amount」パラメータと同じ行に追加されたことも確認 して下さい。一つは「0s」に、もうひとつは「5s」に追加されたはずです。
花弁の非表示化[クリックするとこのウィンドウで拡大]
次に「5s」の「Waypoint」を「4s」にドラッグして移動してみましょう。花弁が「4s 1f」では不透明になったことが分かるでしょう。
「Waypoint」の移動(その 1)
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
「Waypoint」の移動(その 2)
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Synfig チュートリアルを参考に(おおいに簡約し)説明を行ってゆきます。さあ、今回もフラワーアニメーション(和訳synfig-チュートリアルーフラワーアニメーションその2の続き)です。
目次 花弁の追加 さあ、ワークスペース右下部に位置する赤い点をクリックし、「アニメートエディットモード」を一度閉じましょう。
「アニメートエディットモード」終了
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
そしてワークスペース下部のタイムライン上で「5s」をクリックした後、カラーセレクタからピンクを選択し、「BLine Tool」を使って花弁をつくってみましょう。
花弁の作成(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
花弁の作成(その 2)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
花弁の作成(その 3)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
花弁の作成(その 4)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
花弁の作成(その 5)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
花弁の作成(その 6)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
花弁の作成(その 7)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
花弁の作成(その 8)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
また簡単にオブジェクトを移動するのに役立つ緑のドックがキャンバス中央にしていることがわかるでしょう。
緑の点[クリックするとこのウィンドウで拡大]
次に「Normal Tool」になって花弁の頂点全てを「Ctrl+A」で選択し、緑のドックに近づけてみましょう。
花弁の調整(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
花弁の調整(その 2)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
緑のドックをドラックしつぼみの一番上の頂点に近づけてゆきます。必要ならわずかに花弁を引っ張る等して見て下さい。また、レイヤパネルで花弁レイヤを選択し、幹レイ ヤの下に移動して下さい。
花弁の調整(その 3)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
花弁の調整(その 4)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
花弁の調整(その 5)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
花弁の調整(その 6)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
次に花弁をクリックし、「Ctrl」を押しながら幹をクリックして下さい。これで2つのオブジェクトが選択されました。
2つのオブジェクトの選択[クリックするとこのウィンドウで拡大]
幹の一番上の頂点をクリックし花弁の緑のドックを「Ctrl」クリックして下さい。選択された時、2つのオブジェクトは明るい色に変わります。それから幹の一番上の頂 点で右クリックから「link」を選択して下さい。花弁は緑のドックが幹の頂点にくっついたようにわずかに移動します。
リンキング(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
リンキング(その 2)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
これで花弁と幹の一番上はリンクしています。例えば、幹の頂点が移動した時、花弁もまた移動します。もし花弁の緑のドックが移動したのであれば、幹の一番上も移動しま す。ただ、今はそうしないでおいて下さい。 レイヤパネルで最新の花弁レイヤを選択し、パネル下部に位置するボタン群の内、左から3つ目のボタンを押してこの花弁レイヤを複製します。
花弁の複製(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
キャンバス上で、「Ctrl+A」を押して複製された花弁の全頂点を選択した後、花弁が重ならなくなるまで移動して下さい。またこの時緑のドックを移動せずオレンジの みを移動して下さい。このことを数回繰り返しつぼみの周りを花弁が覆うようなイメージにしてみて下さい。
花弁を広げる[クリックするとこのウィンドウで拡大]
花弁の複製(その 2)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
花弁の複製(その 3)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
花弁の複製(その 4)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
なお、複製した花弁は幹とリンクしていることにも注意して下さい。最初のキーフレームにもどれば花弁が見える状態か否か分かるでしょう。ただ、それは最終目標ではあり ません。期待しているのは花弁が現れ、花がほぼ最後の地点で成長しているように見えることです。
最初のキーにおける花弁[クリックするとこのウィンドウで拡大]
最後に 今回も和訳synfig-チュートリアルーフラワーアニメーションその2同様あえて多くの画像を掲載しています。もちろん全てを確認する必要はありませんので必要な部分のみさらって下さい。次回で最後となり ます。
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Synfig チュートリアルを参考に(おおいに簡約し)説明を行ってゆきます。さあ、今回もフラワーアニメーション(和訳synfig-チュートリアルーフラワーアニメーションその1の続き)です。
目次 アニメートする幹 単純なイメージを「アニメートする幹」に変えてゆきましょう。キャンバスメニューの「Edit」-「プロパティ」を選択し、「Time」タブをクリックして下 さい。次に「End time」を「6s」(6秒)に設定します。
タイムライン拡張(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
タイムライン拡張(その 2)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
タイムライン拡張(その 3)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
これでワークスペース下部のタイムラインが拡張されたはずです。 次にキーフレームパネルに移り、タイムライン上で「最初」を意味する「0f」をクリックしましょう(多少分かり辛いですが)。
キーの追加(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
そしてキーフレームパネル左下部に位置する「+」(プラス)ボタンを押してキーを追加します。 キーフレームはシーンごとの全ての要素のプロパティ(サークルのサイズ、カラー等)を記憶しています。
キーの追加(その 2)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
もう一度タイムライン上の「4.5s」を示す部分をクリックしましょう。そしてワークスペース右下部に位置する緑色の点をクリックし、赤色に変更します。これで「アニ メートエディットモード」になりました。
タイムラインの指定(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
タイムラインの指定(その 2)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
アニメートエディットモード開始[クリックするとこのウィンドウで拡大]
今度はノーマルツールを用いて緑の芽の部分を選択し、幹の頂点を上に移動します。その他好みに応じて頂点を曲げるなどして遊んで見ましょう。
幹の作成(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
幹の作成(その 2)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
幹の作成(その 3)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
タイムラインは「4.5s」のままで幹の線上(3つの頂点のうち、上と右の間)を右クリックし、「Insert Item(smart)」をクリックしましょう。次にもう一つの側(上と左の間の線上)にも「Insert Item(smart)」で頂点を作成しましょう。
頂点の追加(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
頂点の追加(その 2)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
頂点の追加(その 3)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
そして今作成した2つの頂点にも「Split Tangent」を適用します。これで「花のつぼみ」の形に見えてきたでしょうか?(形は悪くても構いません)
「Split Tangents」の適用(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
「Split Tangents」の適用(その 2)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
頂点の調整(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
頂点の調整(その 2)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
頂点の調整(その 3)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
この状態で「2s」をクリックすると「きゃしゃな」つぼみの形となっているのがわかるはずです。幹が小さく、つぼみのドックスは見えないかもしれません。
「2s」の状態[クリックするとこのウィンドウで拡大]
これではやはり奇妙になってしまうので「3.5s」からつぼみが現れ、「4.5s」で最大サイズになるように調整してゆきましょう。 それではタイムライン上の「3. 5s」をクリックし、パラムズダイアログに移りましょう。パラムズダイアログ中のパラムズパネルに表示された各パラメータはタイムライン上の列と一致しています。
タイムラインの同期[クリックするとこのウィンドウで拡大]
パラムズパネルの一番最後に位置(Vertices)するのが頂点のリストになります。
「Vertices」の意味(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
小さな矢印をクリックして中身を覗いてみましょう。頂点の全てが表示されているはずです。同じように「4s」で頂点を修正した場合そのイメージがタイムライン上に緑の 点で記録されます。 タイムライン上には大きなミドリの点(「Waypoint」(ウェイポイント))が現れます。これは頂点ごとの「0f」における状態の記録(イメージ)を意味します。
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Synfig チュートリアルを参考に(おおいに簡約し)説明を行ってゆきます。今回はフラワーアニメーションの作成方法です。 まずは先に今回の完成イメージをご覧になって下さい。
flower_animation.gif(871KB)
完成イメージ[クリックするとこのウィンドウで拡大(再生)]
今回はこのような動画を作成してゆきます。
目次 基本設定 さあ、まずは「File」-「新規(N)」で新しい Synfig を始めましょう。
新しい Synfig の作成(その 1)
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
新しい Synfig の作成(その 2)
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
新しい Synfig が作成できたらツールボックスでフォアグラウンドカラー(前景色)ととバックグラウンドカラー(背景色)を選択しましょう。これはグラデーションに利用します。
フォアグラウンドカラーの選択
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
バックグラウンドカラーの選択
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
次にグラディエントツールを選択し、ワークスペースでマウスカーソルを使って横に線を引いてみましょう。グラデーションが行われたはずです。
グラデーション(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
グラデーション(その 2)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
そしてツールボックスで「BLine Tool」を選択し、ツールオプションダイアログをクリックして下さい。その中で「Fill」がチェックされていることを確認し ましょう。またフォアグラウンドカラーを緑に変更します。
BLine Tool の選択(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
BLine Tool の選択(その 2)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
さあ、それでは「BLine Tool」で三角形を描いてみましょう。3つの頂点を描いた後でシェイプを閉じる為に最初の頂点の上で右クリックし、「Loop Bline」を選択します。 なお、この時、カラーセレクタ下部の「Default Blend Method」も確認して下さい。これが「Straight」だと期待した三角形とはなりません。その場合、「Composite」を選択して下さい。
三角形の作成(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
三角形の作成(その 2)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
三角形の作成(その 3)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
三角形の作成(その 4)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
ノート
「Split Tangents」オプションが有効になっていた場合、最初の頂点となる赤い小さな点をドラッグし、頂点(オレンジの点)で再度右クリックして下さい。「Loop Bline」オプションが現れるはずです。
シェイプが閉じられ、他のツールを選択するか、ツールオプションの下部でギアのようなアイコンのボタンをクリックして下さい。「Bline」のシェイプが作成されます 。 これは幹を意味します。
三角形の作成(その 5)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
幹の周辺となる赤い点である接点のハンドルを引っ張っることも可能です。次にノーマルツールを使って各頂点を右クリックし、「Split Tangent」を選択して下さい。各頂点は分割して移動することができるようになります。
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Synfig チュートリアルを参考に(おおいに簡約し)説明を行ってゆきます。
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アニメーションのレンダリング Synfig では2種類のレンダリングの方法を用意しています。
Synfig Studio を使う コマンドラインの Synfig プログラムを使う まず Synfig Studio を使う方法です。一度ワークスペース上のタイムラインの右にある赤い点をクリックし「アニメートエディットモード」を閉じましょう。 アニメートエディットモードの終了
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
次にファイルを保存します。ファイル名は本来何でも構いませんが今回は「BasicKnightRider.sifz」としましょう。
ファイルの保存(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
ファイルの保存(その 2)
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
ファイルの保存にはワークスペース上の左上にある三角(△)のボタンからメニューを表示し、「File」-「Render」をクリックします。
Synfig Studio レンダリング(その 1)
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
するとレンダーセッティングダイアログが表示されます。この「Filename」を「BasicKnightRider.gif」に変更して下さい。ファイル を保存する場所は「BasicKnightRider.sifz」と同じにしておいて下さい。
Synfig Studio レンダリング(その 2)
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
次に「Target」を「Auto」から「gif」に変更し、「Render」をクリックします。スペックに依存しますがそう時間はかからないはずです。最後にワーク スペース下に位置するステータスバーに「File rendered successsfully」と表示されれば成功です。
レンダリング中[クリックするとこのウィンドウで拡大]
レンダリング完了[クリックするとこのウィンドウで拡大]
ちなみに、もし「The magick++」が利用可能ならば「Target」は「gif」ではなく「gifs」としておいた方が最適化が行われる為無難です。 さあ、「BasicKnightRider.gif」を Firefox や他のアプリケーション(IE 等)で開いてみましょう。ちなみに Firefox では gif イメージは延々と繰り返されます。
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Synfig チュートリアルを参考に(おおいに簡約し)説明を行ってゆきます。
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タイムラインを理解する ここまでで「1s 0f」タイプの多少奇妙な表現を理解できたはずです。これらの「1s 0f」タイプの表現はタイムライン上のある一点を指し示すものであり、「s」は秒(second)、「f」はフレーム(frame)になります。 1秒間は 24フレームに分割されます。これは通常のアニメ撮影等で行われているのと同様です。フレームは 0 から 24 まで存在し、秒が進むとまた 0 に戻ります。 例えば、アニメーションの「6秒間中の 3フレーム」は「5s 3f」になります。 「えっ?5s?6s じゃないの!?」 と言いたくなるかもしれませんが、このことは常に 0 からスタートしている為、そうなってしまうのです。
キーフレームリスト キーフレームリストを理解するのは簡単です。キーフレームリストは「Time」が開始される場所を意味し、「Length」は範囲を、「Description」は概要を意味します(「Jump」は後述します)。
キーフレームリスト[クリックするとこのウィンドウで拡大]
この「Jump」って何でしょう?これは単なる「リンク」なのです。Web サーフィンで利用するリンクと同様で、(JMP)をクリックするとタイムスライダ上の「その時間」にジャンプするのです。
ある地点へのジャンプ(その 1)
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
ある地点へのジャンプ(その 2)
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
さあ、「ある時間」のイメージを変更してみましょう。まず二つ目に追加したキーにジャンプしてみましょう。次にワークスペース上のサークルを右に移動してみま しょう。
サークルの移動[クリックするとこのウィンドウで拡大]
この時点で最初のムーブメントを作成することができました。Synfig で作成したはじめてのアニメーションです。 まだ「どこにアニメーションがあるの? 」と不思議に思うかもしれません。では、タイムスライダ上の適当な場所をクリックしてみましょう。すると移動した覚えのない場所に赤いサークルが移動していることに気 づくでしょう。
Synfig が作成したアニメーション
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
これは Synfig が自動でうまくやってくれているのです。Synfig はサークルを移動し、2点間の時間の間のイメージをうまく描いてくれたのです。その為、サークルが移動したように見えたのです。
最後に 次回で「Synfig チュートリアルーアニメーションの基礎」シリーズは終了です。一度自分で実践してみることもお勧めします。
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Synfig チュートリアルを参考に(おおいに簡約し)説明を行ってゆきます。今回はアニメーションの作成方法です。 まずは先に今回の完成イメージをご覧になって下さい。
完成イメージ[クリックするとこのウィンドウで拡大]
(クリックすると動き出します)
今回はこのような動画を作成してゆきます。
目次 紹介 Synfig を利用してアニメーションを製作するのは非常に簡単です。アニメーションの製作は線(ドロー)を変更してゆくだけです。 必要なのはオブジェクトの最初と最後において、どのように状態が変更されているか定義を行うことです。最初と最後の間の細かいステップは Synfig が自動で作成します。 まずは簡単な例で説明しましょう。まずは小さな一つの光を思い浮かべて下さい。その光は左から右へ、また最後に左へ移動してゆきます。状態 を整理すると次のようになります。
サークルが左に位置している サークルが右に位置している サークルが左に(戻って)位置している さあ、つくってみましょう! ワークスペースのセットアップ まずは Synfig Studio を開始し、新しいファイルを作ります。通常は Synfig を起動すると既に作成された状態になりますが、「File」-「新規(N)」をクリックし、新しい Synfig を作成しましょう。
起動直後の Synfig Studio[クリックするとこのウィンドウで拡大]
新しい Synfig の作成(その 1)
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
新しい Synfig の作成(その 2)
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
次に「Edit」-「プロパティ」をクリックして下さい。プロパティダイアログが表示されるはずです。この画面で「Name」(タイトル)、「Descrip tion」(概要)を入力し、「適用(A)」をクリックして反映させましょう。
プロパティダイアログの表示[クリックするとこのウィンドウで拡大]
タイトル・概要の入力[クリックするとこのウィンドウで拡大]
今回はこのプロパティダイアログで「End Time」(完了時間)を変更します。この値を 2秒(2 second)にしましょう。
完了時間の修正[クリックするとこのウィンドウで拡大]
そして「Rectangle Tool」(長方形ツール)を使って背景を全て黒にしましょう。この時、キャンバス全てを黒で埋め尽くす必要はありません。
背景の作成[クリックするとこのウィンドウで拡大]
今度はカラーセレクタで赤を選択し、「Circle Tool」(サークルツール)を使ってサークルを描いてみましょう。この時も後で調整は可能ですので完璧なものでなくても構いません。
カラーの選択[クリックするとこのウィンドウで拡大]
円(光)の作成[クリックするとこのウィンドウで拡大]
「Normal Tool」(ノーマルツール)を使ってサークルをクリックしましょう。すると緑のドットであるドックスが見えてくるでしょう。 このドックスをマ ウスで移動することでサークルも移動します。ただ、今は特に実施する必要はありません。移動した場合、「Ctrl+z」を入力し元に戻しておきましょう。
サークルの移動(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
サークルの移動(その 2)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
これでオブジェクトを描き、移動する最初のステップは完了(「サークルが左に位置している」まで)です。ただ、この時点ではまだアニメーションとしては不十分 です。
ムーブメントの追加 最初にプロパティダイアログで完了時間を 2秒に設定しました。その為、キャンバスウィンドウ上のキャパシティ(許容能力)が拡大しました。
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前回の和訳synfig-チュートリアルーはじめてみようその2に引き続き Synfig チュートリアルを参考に(おおいに簡約し)Synfig の説明を続けてゆきます。
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サークル内半径ドックスの選択[クリックするとこのウィンドウで拡大]
ドックスを選択した後、どちらかのドックス上で右クリックで表示されるメニューの「Link」を選択して下さい。これでパラメータが関連付け(リンキング)ら れました。
ドックスのリンキング[クリックするとこのウィンドウで拡大]
この状態でサークルの一つの半径(「radius」)を変更するともう一方のサークルの半径も同じように変更されます。
リンキングによる半円の拡大[クリックするとこのウィンドウで拡大]
補足
この方法で「outline」は「regions」とリンキングされています。また、このリンキング機能は今後さらに改良されるでしょう。
「サークルの一つに色を着けてみたい」場合はツールボックスの下にあるカラーセレクタを使います。このフォアグランド・バックグラウンドカラーウィジェットは 安定していて簡単に利用することが可能です。
カラーセレクタ[クリックするとこのウィンドウで拡大]
ただ、カラーをそのままクリックしたいとも感じるでしょう。その場合はパレットエディターペインを使います。このペイン上でお好みのカラーをクリックしてみて ください。すぐにフォアグランドカラーに反映されるはずです。
パレットエディタペインの利用[クリックするとこのウィンドウで拡大]
ちなみにこれらのカラーの指定を行ってもまだ、サークルのカラーは変わっていません。
色の変更[クリックするとこのウィンドウで拡大]
サークルのカラーを変えるには次の二つの方法があります。まず、一つ目はカラーを変更したいサークルレイヤを選択し、パラムズダイアログのカラーパラメータを 修正することです。
パラムズダイアログからの変更(その 1)
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
パラムズダイアログからの変更(その 2)
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
もう一つの方法はフィルツール(「Fill Tool」)を使うことです。既にツールボックス上でカラーを指定している場合、このフィルツールをクリ ックし、サークルをクリックすることでそのカラーが変わります(ただ、反映には 1秒程時間がかかってしまいます)。
フィルツールを使った変更(その 1)
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
フィルツールを使った変更(その 2)
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
今後 もちろんこれで Synfig の機能を全て見てきたわけではありません。本格的なアニメーションとなるとさらに Synfig の機能を熟知する必要も出てくるでしょう。
それらの話題も含め今後取り扱ってゆきます。
最後に リンキングの概念は私自身非常に興味深く、色々な可能性を感じてしまいます。ここまでの知識だけでも十分 Synfig を楽しむことはできるはずです。一度簡単なアニメーションを作成してみてはいかがでしょうか。 なお、チュートリアルとしては今回で終了です。今後はもっと深い話題について説明してゆきます。
Read more →
前回の「【和訳】Synfig チュートリアルーはじめてみよう(その1)」に引き続き Synfig チュートリアルを参考に(おおいに簡約し)Synfig の説明を続けてゆきます。
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ユーザがツールボックス内の “new composition” ボタンをクリックした時、新しい Synfig が開始され、キャンバスウィンドウが表示されます。このウィンドウはルートキャンバスと呼びます。
新しいキャンバスウィンドウ[クリックするとこのウィンドウで拡大]
また、作業の前に Windows ユーザの場合は(2008/04/30 時点では)「2つ以上 CPU のある Windows で Synfig を使う」を確認し、CPU 数を 1つに制限しておくも忘れないようにして下さい。 次にツールボックス上のサークルツールを探してみましょう。他のツールについても言えますが、どれか分から ない場合はツールボックス上をマウスで移動し、何も押さずに停止してみて下さい。ツールチップが表示されるはずです。
サークルツール[クリックするとこのウィンドウで拡大]
ユーザはサークルツールをクリックした時、ツールオプションパネルが変換したことに気づくでしょう。でもここではそのことについてはまだ触れません。
BLineツール選択時のツールオプション[クリックするとこのウィンドウで拡大]
サークルツール選択時のツールオプション[クリックするとこのウィンドウで拡大]
ノート
ノートパソコン等の場合サークルツールを使って異常なサイズのサークルを作ろうとした時に失敗する可能性があります。このことはSynfig がタッチパッドを発見し、デバイスを不適切な状態で有効にしてしまう問題として知られています。この問題を修正する為に「File」→「Input devices」をクリックし、利用しているタッチパッドデバイスに対して「Disable」(無効)を選択して下さい。この変更を行えば、ユーザはマウ スやタッチパッドを問題なく利用することが可能です。
サークルツールが選択されている状態でユーザはキャンバスウィンドウ内のワークエリアにサークルを作ることが可能です。この作業はユーザの期待通りに動きます 。
サークル作成開始[クリックするとこのウィンドウで拡大]
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今回は 無料で動画をつくってみようsynfig-編でご紹介した Synfig のインストール方法について説明してゆきます。この記事は長くなってしまいましたが、作業自体はほとんど「次へ」をクリックしてゆくだけですので 8分程で完了します。
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全体の流れ ここで説明しているインストールは Synfig のダウンロードから Synfig の起動までを念頭においています。手順はこの通りの順番で進めていって下さい。
Synfig のダウンロード まず Synfig のダウンロードです。Synfig のダウンロード先にアクセスしましょう。
Synfig ダウンロード URL http://synfig.org/Download Synfig ダウンロード URL にアクセスしたらページ中部までスクロールし、以下の4つのパッケージを右クリックからダウンロード(保存)します。
gtk
gtkmm
synfig
synfigstudio
Synfig のダウンロード(その1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
Synfig のダウンロード(その2)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
synfig のインストール では synfig からインストールを始めます。
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