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【和訳】Synfig チュートリアルーアニメーションの基礎(その2)

Synfig チュートリアルを参考に(おおいに簡約し)説明を行ってゆきます。 google_ad_client = “pub-9752043470362559”; /* 336x280, 作成済み 08/07/21( */ google_ad_slot = “5621791976”; google_ad_width = 336; google_ad_height = 280; //–> 和訳synfig-チュートリアルーアニメーションの基礎その1 に引き続き、Synfig でアニメーション動画を作成する方法を確認してゆきましょう。 タイムラインを理解する ここまでで「1s 0f」タイプの多少奇妙な表現を理解できたはずです。これらの「1s 0f」タイプの表現はタイムライン上のある一点を指し示すものであり、「s」は秒(second)、「f」はフレーム(frame)になります。 1秒間は 24フレームに分割されます。これは通常のアニメ撮影等で行われているのと同様です。フレームは 0 から 24 まで存在し、秒が進むとまた 0 に戻ります。 例えば、アニメーションの「6秒間中の 3フレーム」は「5s 3f」になります。 「えっ?5s?6s じゃないの!?」 と言いたくなるかもしれませんが、このことは常に 0 からスタートしている為、そうなってしまうのです。 キーフレームリスト キーフレームリストを理解するのは簡単です。キーフレームリストは「Time」が開始される場所を意味し、「Length」は範囲を、「Description」は概要を意味します(「Jump」は後述します)。 キーフレームリスト[クリックするとこのウィンドウで拡大] この「Jump」って何でしょう?これは単なる「リンク」なのです。Web サーフィンで利用するリンクと同様で、(JMP)をクリックするとタイムスライダ上の「その時間」にジャンプするのです。 ある地点へのジャンプ(その 1) [クリックするとこのウィンドウで拡大] ある地点へのジャンプ(その 2) [クリックするとこのウィンドウで拡大] さあ、「ある時間」のイメージを変更してみましょう。まず二つ目に追加したキーにジャンプしてみましょう。次にワークスペース上のサークルを右に移動してみま しょう。 サークルの移動[クリックするとこのウィンドウで拡大] この時点で最初のムーブメントを作成することができました。Synfig で作成したはじめてのアニメーションです。 まだ「どこにアニメーションがあるの? 」と不思議に思うかもしれません。では、タイムスライダ上の適当な場所をクリックしてみましょう。すると移動した覚えのない場所に赤いサークルが移動していることに気 づくでしょう。 Synfig が作成したアニメーション [クリックするとこのウィンドウで拡大] これは Synfig が自動でうまくやってくれているのです。Synfig はサークルを移動し、2点間の時間の間のイメージをうまく描いてくれたのです。その為、サークルが移動したように見えたのです。 最後に 次回で「Synfig チュートリアルーアニメーションの基礎」シリーズは終了です。一度自分で実践してみることもお勧めします。 Read more →

【和訳】Synfig チュートリアルーアニメーションの基礎(その1)

Synfig チュートリアルを参考に(おおいに簡約し)説明を行ってゆきます。今回はアニメーションの作成方法です。 まずは先に今回の完成イメージをご覧になって下さい。 完成イメージ[クリックするとこのウィンドウで拡大] (クリックすると動き出します) 今回はこのような動画を作成してゆきます。 目次 紹介 Synfig を利用してアニメーションを製作するのは非常に簡単です。アニメーションの製作は線(ドロー)を変更してゆくだけです。 必要なのはオブジェクトの最初と最後において、どのように状態が変更されているか定義を行うことです。最初と最後の間の細かいステップは Synfig が自動で作成します。 まずは簡単な例で説明しましょう。まずは小さな一つの光を思い浮かべて下さい。その光は左から右へ、また最後に左へ移動してゆきます。状態 を整理すると次のようになります。 サークルが左に位置している サークルが右に位置している サークルが左に(戻って)位置している さあ、つくってみましょう! ワークスペースのセットアップ まずは Synfig Studio を開始し、新しいファイルを作ります。通常は Synfig を起動すると既に作成された状態になりますが、「File」-「新規(N)」をクリックし、新しい Synfig を作成しましょう。 起動直後の Synfig Studio[クリックするとこのウィンドウで拡大] 新しい Synfig の作成(その 1) [クリックするとこのウィンドウで拡大] 新しい Synfig の作成(その 2) [クリックするとこのウィンドウで拡大] 次に「Edit」-「プロパティ」をクリックして下さい。プロパティダイアログが表示されるはずです。この画面で「Name」(タイトル)、「Descrip tion」(概要)を入力し、「適用(A)」をクリックして反映させましょう。 プロパティダイアログの表示[クリックするとこのウィンドウで拡大] タイトル・概要の入力[クリックするとこのウィンドウで拡大] 今回はこのプロパティダイアログで「End Time」(完了時間)を変更します。この値を 2秒(2 second)にしましょう。 完了時間の修正[クリックするとこのウィンドウで拡大] そして「Rectangle Tool」(長方形ツール)を使って背景を全て黒にしましょう。この時、キャンバス全てを黒で埋め尽くす必要はありません。 背景の作成[クリックするとこのウィンドウで拡大] 今度はカラーセレクタで赤を選択し、「Circle Tool」(サークルツール)を使ってサークルを描いてみましょう。この時も後で調整は可能ですので完璧なものでなくても構いません。 カラーの選択[クリックするとこのウィンドウで拡大] 円(光)の作成[クリックするとこのウィンドウで拡大] 「Normal Tool」(ノーマルツール)を使ってサークルをクリックしましょう。すると緑のドットであるドックスが見えてくるでしょう。 このドックスをマ ウスで移動することでサークルも移動します。ただ、今は特に実施する必要はありません。移動した場合、「Ctrl+z」を入力し元に戻しておきましょう。 サークルの移動(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大] サークルの移動(その 2)[クリックするとこのウィンドウで拡大] これでオブジェクトを描き、移動する最初のステップは完了(「サークルが左に位置している」まで)です。ただ、この時点ではまだアニメーションとしては不十分 です。 ムーブメントの追加 最初にプロパティダイアログで完了時間を 2秒に設定しました。その為、キャンバスウィンドウ上のキャパシティ(許容能力)が拡大しました。 Read more →

【和訳】Synfig チュートリアルーはじめてみよう(その3)

前回の和訳synfig-チュートリアルーはじめてみようその2に引き続き Synfig チュートリアルを参考に(おおいに簡約し)Synfig の説明を続けてゆきます。 google_ad_client = “pub-9752043470362559”; /* 336x280, 作成済み 08/07/21( */ google_ad_slot = “5621791976”; google_ad_width = 336; google_ad_height = 280; //–> リンキング(Linking) さあ、リンキングをはじめてみましょう!二つのサークルが「同じサイズであってほしい…」と思うことは誰でもあるものです。 まず二つのサークルを選択し、サークル内の端にあるドックスを選択しましょう。その後、もう一つのドックスも「Ctrl+クリック」で選択しましょう。 サークル内半径ドックスの選択[クリックするとこのウィンドウで拡大] ドックスを選択した後、どちらかのドックス上で右クリックで表示されるメニューの「Link」を選択して下さい。これでパラメータが関連付け(リンキング)ら れました。 ドックスのリンキング[クリックするとこのウィンドウで拡大] この状態でサークルの一つの半径(「radius」)を変更するともう一方のサークルの半径も同じように変更されます。 リンキングによる半円の拡大[クリックするとこのウィンドウで拡大] 補足 この方法で「outline」は「regions」とリンキングされています。また、このリンキング機能は今後さらに改良されるでしょう。 「サークルの一つに色を着けてみたい」場合はツールボックスの下にあるカラーセレクタを使います。このフォアグランド・バックグラウンドカラーウィジェットは 安定していて簡単に利用することが可能です。 カラーセレクタ[クリックするとこのウィンドウで拡大] ただ、カラーをそのままクリックしたいとも感じるでしょう。その場合はパレットエディターペインを使います。このペイン上でお好みのカラーをクリックしてみて ください。すぐにフォアグランドカラーに反映されるはずです。 パレットエディタペインの利用[クリックするとこのウィンドウで拡大] ちなみにこれらのカラーの指定を行ってもまだ、サークルのカラーは変わっていません。 色の変更[クリックするとこのウィンドウで拡大] サークルのカラーを変えるには次の二つの方法があります。まず、一つ目はカラーを変更したいサークルレイヤを選択し、パラムズダイアログのカラーパラメータを 修正することです。 パラムズダイアログからの変更(その 1) [クリックするとこのウィンドウで拡大] パラムズダイアログからの変更(その 2) [クリックするとこのウィンドウで拡大] もう一つの方法はフィルツール(「Fill Tool」)を使うことです。既にツールボックス上でカラーを指定している場合、このフィルツールをクリ ックし、サークルをクリックすることでそのカラーが変わります(ただ、反映には 1秒程時間がかかってしまいます)。 フィルツールを使った変更(その 1) [クリックするとこのウィンドウで拡大] フィルツールを使った変更(その 2) [クリックするとこのウィンドウで拡大] 今後 もちろんこれで Synfig の機能を全て見てきたわけではありません。本格的なアニメーションとなるとさらに Synfig の機能を熟知する必要も出てくるでしょう。 それらの話題も含め今後取り扱ってゆきます。 最後に リンキングの概念は私自身非常に興味深く、色々な可能性を感じてしまいます。ここまでの知識だけでも十分 Synfig を楽しむことはできるはずです。一度簡単なアニメーションを作成してみてはいかがでしょうか。 なお、チュートリアルとしては今回で終了です。今後はもっと深い話題について説明してゆきます。 Read more →

【和訳】Synfig チュートリアルーはじめてみよう(その2)

前回の「【和訳】Synfig チュートリアルーはじめてみよう(その1)」に引き続き Synfig チュートリアルを参考に(おおいに簡約し)Synfig の説明を続けてゆきます。 google_ad_client = “pub-9752043470362559”; /* 336x280, 作成済み 08/07/21( */ google_ad_slot = “5621791976”; google_ad_width = 336; google_ad_height = 280; //–> 最初のステップ さあ、つくってみましょう。まず、新しい Synfig を開始してみましょう。やり方は「[【和訳】Synfig チュートリアルーはじめてみよう(その1)](h ttp://make.makeall.net/2008/04/27/23)」で説明した以下の部分から確認することが可能です。 ユーザがツールボックス内の “new composition” ボタンをクリックした時、新しい Synfig が開始され、キャンバスウィンドウが表示されます。このウィンドウはルートキャンバスと呼びます。 新しいキャンバスウィンドウ[クリックするとこのウィンドウで拡大] また、作業の前に Windows ユーザの場合は(2008/04/30 時点では)「2つ以上 CPU のある Windows で Synfig を使う」を確認し、CPU 数を 1つに制限しておくも忘れないようにして下さい。 次にツールボックス上のサークルツールを探してみましょう。他のツールについても言えますが、どれか分から ない場合はツールボックス上をマウスで移動し、何も押さずに停止してみて下さい。ツールチップが表示されるはずです。 サークルツール[クリックするとこのウィンドウで拡大] ユーザはサークルツールをクリックした時、ツールオプションパネルが変換したことに気づくでしょう。でもここではそのことについてはまだ触れません。 BLineツール選択時のツールオプション[クリックするとこのウィンドウで拡大] サークルツール選択時のツールオプション[クリックするとこのウィンドウで拡大] ノート ノートパソコン等の場合サークルツールを使って異常なサイズのサークルを作ろうとした時に失敗する可能性があります。このことはSynfig がタッチパッドを発見し、デバイスを不適切な状態で有効にしてしまう問題として知られています。この問題を修正する為に「File」→「Input devices」をクリックし、利用しているタッチパッドデバイスに対して「Disable」(無効)を選択して下さい。この変更を行えば、ユーザはマウ スやタッチパッドを問題なく利用することが可能です。 サークルツールが選択されている状態でユーザはキャンバスウィンドウ内のワークエリアにサークルを作ることが可能です。この作業はユーザの期待通りに動きます 。 サークル作成開始[クリックするとこのウィンドウで拡大] Read more →

インストールの方法(Synfig)

今回は 無料で動画をつくってみようsynfig-編でご紹介した Synfig のインストール方法について説明してゆきます。この記事は長くなってしまいましたが、作業自体はほとんど「次へ」をクリックしてゆくだけですので 8分程で完了します。 google_ad_client = “pub-9752043470362559”; /* 336x280, 作成済み 08/07/21( */ google_ad_slot = “5621791976”; google_ad_width = 336; google_ad_height = 280; //–> なお、Mac、Linux の方々には申し訳ありませんがここでは Windows 環境でのインストールを対象としております。 全体の流れ ここで説明しているインストールは Synfig のダウンロードから Synfig の起動までを念頭においています。手順はこの通りの順番で進めていって下さい。 Synfig のダウンロード まず Synfig のダウンロードです。Synfig のダウンロード先にアクセスしましょう。 Synfig ダウンロード URL http://synfig.org/Download Synfig ダウンロード URL にアクセスしたらページ中部までスクロールし、以下の4つのパッケージを右クリックからダウンロード(保存)します。 gtk gtkmm synfig synfigstudio Synfig のダウンロード(その1)[クリックするとこのウィンドウで拡大] Synfig のダウンロード(その2)[クリックするとこのウィンドウで拡大] synfig のインストール では synfig からインストールを始めます。 Read more →

【和訳】Synfig チュートリアルーはじめてみよう(その1)

Synfig Studio って何?このチュートリアルではユーザに最初のステップを提供します(Synfig の簡単な情報については「無料で動画をつくってみよう(Synfig 編)」を参照して下さい。)。 google_ad_client = “pub-9752043470362559”; /* 336x280, 作成済み 08/07/21( */ google_ad_slot = “5621791976”; google_ad_width = 336; google_ad_height = 280; //–> この情報は [Synfig 公式ホームページチュートリアル](http://synfig.org/Getting_Started#Digging_deepe r)の和訳となります。ただ、公式ホームページ上以上に画像を追加しています(文書だけでは途中で寝てしまうでしょう)。 また、内容が豊富である為、数回に分けてご説明してゆきます。今回は初回分となります。 ご紹介 Synfig(シンフィグ)は「キャンバス」や「レイヤーズ」といった機能を持つグラフィック系プログラムに分類されます。ただ、次に示す 2つの大きな点において他のグラフィック系プログラムとは大きく異なります 1. 「プリミティブ」と呼ばれる個別レイヤ機能 例:シングルリージョン(single region)、リージョンアウトライン(outline of region )、インポート JPEG(import JPEG) この機能はユーザに非常に多くの柔軟さと制御を提供します。またそれら多数のレイヤは階層構造で管理することが可能です。 2. 柔軟なレイヤ機能 レイヤはその配下のイメージの情報を含むだけでなく修正を歪曲させもします。Synfig のレイヤは Adobe Photoshop や GIMP に代表されるようなフィルタ機能のように動作することを意味します。例えば次のようなレイヤを持ちます。 ブラーレイヤ(ぼやけたレイヤ) ラディアルブラーレイヤ(放射状レイヤ) スフィアライズレイヤ(球体状レイヤ) カラーコレクトレイヤ(色調補正レイヤ) ベベルレイヤ(傾斜状レイヤ) Synfig のレイヤ機能[クリックするとこのウィンドウで拡大] それぞれのレイヤは振舞いを決定するパラメータの集合となります。ユーザがキャンバスウィンドウやレイヤーズダイアログでレイヤをクリックした時、パラメータ ダイアログの中でそのパラメータを確認することができます。 パラメータの集合を意味するレイヤ[クリックするとこのウィンドウで拡大] Synfig Studio では自動復旧機能が用意されています。Synfig が保存前にクラッシュした時、5分以内に Synfig を再度起動すれば自動で保存されていない変更の復旧を行うか否か尋ねられます。ただし、履歴の復旧は現状は行われません。その機能は将来実装される予定です。 Synfig の復旧機能[クリックするとこのウィンドウで拡大] Read more →