by stateya in
Inkscape, Linux, Mac OS, Synfig, Windows, 動画に画像を読み込む, 動画をつくってみよう, 読みきり
Linux, Mac OS, Synfig, Windows
Inkscape 等で利用されている形式である svg フォーマットの画像を Synfig で読み込ませることが可能です。今回はこの方法について説明します。 最初に断っておきますが、筆者環境では Inkscape の画像を読み込ませたところ、アウトラインまでを再現することができませんでした。これらについては読み込ませた後に自分で再現する必要があります。 Inkscape は次期リリース版ですが、今後は XAML 形式での出力にも対応している等、少しずつ利用範囲が増えてきていますね。
結果イメージ Inkscape 上で表示させた画像
Synfig に取り込んだ直後の画像
アウトラインについては事前に「Inkscape 側で利用しない」等の処置が必要になります。あるいは作業の補完的な意味あいで利用するのがよいのかもしれません。
Inkscape 等で使われる svg 形式の画像を読み込む では Inkscape の画像を Synfig に取り込んでみましょう。まずは Inkscape 側で画像を出力します。
Inkscape で画像を出力(その1)
なおこの時、通常はどんなファイル名でも構わないのですが、後述する svg2synfig.zip を利用する場合はファイル名を必ず「inkscape.svg」(全て小文字・半角)としてください。また Inkscape はもう利用しないので終了して構いません。
Inkscape で画像を出力(その2)
次に一度 svg2synfig というコマンドを用いて Synfig 形式に変換します。これらももちろん無料です。まず SAXON XSLTプロセッサをダウンロードします。バージョンは 9.0-0-6j を利用して下さい。(SaxonB は利用しないで下さい)。
SAXON XSLTプロセッサ公式 HP http://saxon.sourceforge.net/ SAXON XSLTプロセッサダウンロード先 http://www.saxonica.com/download/saxonsa9-0-0-6j.zip SAXON XSLT プロセッサダウンロード先
ノート
今回は Java を利用した方法を説明しています。Java ランタイムがインストールされていない場合は以下の URL から Java ランタイムをダウンロードして下さい。
Read more →
Synfig でローテートレイヤを利用してオブジェクトを回転するアニメーションを作る方法を説明します。
実施後の動画イメージ 実施後の動画イメージ
オブジェクトを回転する 次の条件が整っていない場合はそれぞれのページを参考に準備して下さい。
Synfig がインストールされていない → インストールの方法synfig へ まずは Synfig を起動します。起動方法は起動しようsynfigを参考にして下さい。 次に Synfig で絵を描きます。今回は例として事前に作成した画像を利用します。 編集前の状態
この中のキャラクター(すちーぷ)を回転するアニメーションを作成します。まずは回転する対象を決定します。今回はすちーぷ自体を回転することにします。ローテートレ イヤを利用するのですが、このレイヤを回転する対象と同じエンベロップに格納します。 実際にはこのすちーぷと同じエンベロップの中でローテートレイヤを作成します。
ローテートレイヤの作成(その1)
そして、「どこを中心に回転するのか」を決定するのですが、今回はすちーぷ自体を回転しますのですちーぷの中心まで緑のドックスを移動します。
回転の中心の決定
次にアニメートエディットモードにする為にキャンバスウィンドウ右下の緑の丸をクリックし、赤にしましょう。
アニメートエディットモード
今回は回転を「1s」で停止するようにします。タイムライン上で「1s」をクリックして下さい。
キーフレームの選択
そして回転する度数を考えます。3回転させたい場合は 360 × 3 の 1080 をローテートレイヤの「Amount」に入力します。
回転度数の入力
すると緑のドックスが出現します。これは左から「初期値の角度」、「1080 度に設定した角度」、「初期値の角度」を意味します。Synfig では前後の関係を考慮する為、状態を変更したキーの周辺には元の状態を残すようになっています。
ドックスの出現
このままでは回転は 20f を経過するまで待たなくてはなりません。そこで初期の角度を 0f に移動し、最初から回転するように設定します。
初期値の移動
次にただその場で回転するのでは面白くありませんので 1s の時点で角度だけでなく回転の中心も次第に右上に移動するように設定します。ローテートの緑のドックスを右上に移動します。このように Synfig では状態を複数管理することが可能です。
回転の中心の移動
次に右側のドックスを削除します。このままドックスを残しておくとせっかく回転・移動したのにそれが 1s 3f を経過した時点で元の状態に戻されてしまいます。
最後のドックスの削除(その1)
最後のドックスの削除(その2)
今度は回転の中心の開始地点も 0f に移動します。これで 20f まで待たなくても回転の中心が移動するようになりました。
最初のドックスの移動
よく考えたら 1秒間に 3回回転するというのは速すぎる気がします。エンベロップ自体である「stiipe」を選択し、表示される 1s のドックスを 4s に移動します。Synfig では状態が複数あってもエンベロップに含めていればこのように集約されます。その為、キーの移動が楽になります。
Read more →
マルチCPU + Windows 環境で Synfig を利用する際の CPU 制限を簡単に行う方法を説明します。
google_ad_client = “pub-9752043470362559”; /* 336x280, 作成済み 08/07/21( */ google_ad_slot = “5621791976”; google_ad_width = 336; google_ad_height = 280; //–> ただ、%%post=xx%% の手法を毎回行うのは多少煩雑です。そこで今後は行わなくてもよくなる、とまではいかないのですがその作業の軽減するツールをご紹介します。
TaskAssign Synfig 公式サイトでも紹介されていた手法ですが、「TaskAssign」というフリーソフトを用いてこのソフトを起動するだけで実行中の Synfig の CPU を 1つに制御します。 ・Synfig 公式サイト http://www.synfig.org/Main_Page ・Synfig 公式サイト中の TaskAssign の記事 http://www.synfig.org/FAQ ・TaskAssign 公式サイト http://www.tomshardware.com/reviews/bang-dual-processing-buck,815.html この TaskAssign はフリーソフトでインストールも不要なので環境を汚すことなく気軽に利用することが可能です。予め Synfig の起動パスを設定しておくことで(1)Synfig Studio の起動、(2) TaskAssign の起動(その後すぐに停止可能)という順番に実行するだけで CPU 制限が可能になります。
TaskAssign のダウンロードから起動まで まず、TaskAssign ダウンロード先に接続して下さい。その後の流れは画面単位に説明します。 ・TaskAssign 公式サイト http://www.tomshardware.com/reviews/bang-dual-processing-buck,815.html
TaskAssign のダウンロード
TaskAssign の解凍(その 1)
Read more →
Synfig で他のオブジェクトにも影響を与えながら反転する方法を説明します。
結果イメージ 実施前のオブジェクト
反転後のオブジェクト
オブジェクトをインテリジェントに反転する 次の条件が整っていない場合はそれぞれのページを参考に準備して下さい。
Synfig がインストールされていない → インストールの方法synfig へ まずは Synfig を起動します。起動方法は起動しようsynfigを参考にして下さい。 続いて画像単位に一気に説明してゆきます。 元画像の作成[クリックするとこのウィンドウで拡大]
オブジェクトの選択[クリックするとこのウィンドウで拡大]
次に「反転時に影響を与える頂点」を選択します。この時に選択していない頂点が影響することはありません。
頂点の選択[クリックするとこのウィンドウで拡大]
頂点の移動[クリックするとこのウィンドウで拡大]
結果の確認[クリックするとこのウィンドウで拡大]
関連記事
Read more →
Synfig でオブジェクトを反転する方法を説明します。
結果イメージ 実施前のオブジェクト
反転後のオブジェクト
オブジェクトを反転する 次の条件が整っていない場合はそれぞれのページを参考に準備して下さい。
Synfig がインストールされていない → インストールの方法synfig へ まずは Synfig を起動します。起動方法は起動しようsynfigを参考にして下さい。 続いて画像単位に一気に説明してゆきます。 元画像の作成[クリックするとこのウィンドウで拡大]
オブジェクトの選択[クリックするとこのウィンドウで拡大]
頂点の選択[クリックするとこのウィンドウで拡大]
頂点の移動[クリックするとこのウィンドウで拡大]
結果の確認[クリックするとこのウィンドウで拡大]
今回は一般的なオブジェクトの反転方法でした。この反転をさらにインテリジェントに移動する方法もオブジェクトをインテリジェントに反転するsynfigで説明していますのでぜひ参考にして下さい 。
オブジェクトをインテリジェントに反転するsynfig 関連記事
Read more →
Synfig で他のオブジェクトにも影響を与えながらズームアップ(拡大)・ズームダウン(縮小)する方法を説明します。
結果イメージ 実施前のオブジェクト
拡大後のオブジェクト
縮小後のオブジェクト
オブジェクトをインテリジェントに拡大・縮小する 次の条件が整っていない場合はそれぞれのページを参考に準備して下さい。
Synfig がインストールされていない → インストールの方法synfig へ まずは Synfig を起動します。起動方法は起動しようsynfigを参考にして下さい。 続いて画像単位に一気に説明してゆきます。 元画像の作成[クリックするとこのウィンドウで拡大]
オブジェクトの選択[クリックするとこのウィンドウで拡大]
次に「拡大・縮小時に影響を与える頂点」を選択します。この時に選択していない頂点が影響することはありません。
頂点の選択[クリックするとこのウィンドウで拡大]
頂点の移動[クリックするとこのウィンドウで拡大]
結果の確認[クリックするとこのウィンドウで拡大]
オブジェクトの選択[クリックするとこのウィンドウで拡大]
頂点の選択[クリックするとこのウィンドウで拡大]
頂点の移動[クリックするとこのウィンドウで拡大]
結果の確認[クリックするとこのウィンドウで拡大]
関連記事
Read more →
Synfig で他のオブジェクトにも影響を与えながら移動する方法を説明します。
結果イメージ 実施前のオブジェクト
移動後のオブジェクト
オブジェクトをインテリジェントに移動する 次の条件が整っていない場合はそれぞれのページを参考に準備して下さい。
Synfig がインストールされていない → インストールの方法synfig へ まずは Synfig を起動します。起動方法は起動しようsynfigを参考にして下さい。 続いて画像単位に一気に説明してゆきます。 元画像の作成[クリックするとこのウィンドウで拡大]
オブジェクトの選択[クリックするとこのウィンドウで拡大]
次に「移動時に影響を与える頂点」を選択します。この時に選択していない頂点が移動することはありません。
頂点の選択[クリックするとこのウィンドウで拡大]
頂点の移動[クリックするとこのウィンドウで拡大]
結果の確認[クリックするとこのウィンドウで拡大]
関連記事
Read more →
Synfig でオブジェクトを移動する方法を説明します。
結果イメージ 実施前のオブジェクト
拡大後のオブジェクト
オブジェクトを移動する 次の条件が整っていない場合はそれぞれのページを参考に準備して下さい。
Synfig がインストールされていない → インストールの方法synfig へ まずは Synfig を起動します。起動方法は起動しようsynfigを参考にして下さい。 続いて画像単位に一気に説明してゆきます。 元画像の作成[クリックするとこのウィンドウで拡大]
オブジェクトの選択[クリックするとこのウィンドウで拡大]
オブジェクトの移動[クリックするとこのウィンドウで拡大]
結果の確認[クリックするとこのウィンドウで拡大]
今回は一般的なオブジェクトの移動方法でした。この移動をさらにインテリジェントに移動する方法もオブジェクトをインテリジェントに移動するsynfigで説明していますのでぜひ参考にして下さい 。
オブジェクトをインテリジェントに移動するsynfig 関連記事
Read more →
Synfig でオブジェクトをズームアップ(拡大)・ズームダウン(縮小)する方法を説明します。
結果イメージ 実施前のオブジェクト
拡大後のオブジェクト
縮小後のオブジェクト
オブジェクトを拡大・縮小する 次の条件が整っていない場合はそれぞれのページを参考に準備して下さい。
Synfig がインストールされていない → インストールの方法synfig へ まずは Synfig を起動します。起動方法は起動しようsynfigを参考にして下さい。 続いて画像単位に一気に説明してゆきます。 元画像の作成[クリックするとこのウィンドウで拡大]
オブジェクトの選択[クリックするとこのウィンドウで拡大]
次は同じような作業に見えますが、実際には「オブジェクトの中の頂点」を選択しています。
頂点の選択[クリックするとこのウィンドウで拡大]
選択後のイメージ[クリックするとこのウィンドウで拡大]
オブジェクトの拡大(その 1)
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
オブジェクトの拡大(その 2)
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
オブジェクトの縮小(その 1)
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
オブジェクトの縮小(その 2)
[クリックするとこのウィンドウで拡大]
今回は一般的なオブジェクトの拡大・縮小でした。さらにインテリジェントに拡大・縮小する方法もオブジェクトをインテリジェントに拡大縮小するsynfigで説明していますのでぜひ参考にして下さい。
オブジェクトをインテリジェントに拡大縮小するsynfig 関連記事
Read more →
Synfig を起動します。同時に簡単な画面の説明も行います。画像ベースで一気に行きます。
Synfig の起動[クリックするとこのウィンドウで拡大]
起動直後の Synfig[クリックするとこのウィンドウで拡大]
Synfig の画面(その 1)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
Synfig の画面(その 2)[クリックするとこのウィンドウで拡大]
現状、Windows Core2Duo 等のマルチ CPU 環境では Synfig は正常に動作しません。その場合2つ以上-cpu-のある-windows-で-synfig-を使うを参照し、この時点で CPU を 1つしか利用しないように制限しましょう。
関連記事
Read more →